ローズヒップオイルとは、野バラの種子から抽出精製されたオイルのこと。
1キロの野バラの種子から、わずか3グラム程度しか抽出できない希少なオイルなんです。
高い保湿力と美白効果が特徴のローズヒップオイル。
その効果の大きさと、全身に使用できる万能さから「オイルの王様」と呼ばれる程。
ローズヒップオイルの効能
- 保湿効果
- 美白効果
- シワの改善、エイジング効果
- ニキビやアトピーなどの肌荒れを和らげる
- ストレッチマークを目立たなくする
‐保湿効果‐
ローズヒップオイルの最大の効果は、高い保湿作用にあります。
肌細胞内に水分を蓄えるセラミドの増加を助け、肌の水分蒸発を防いでくれます。
特にオイルの約80%を占めているリノール酸・αリノレン酸が、セラミド形成をサポート。
「必須脂肪酸」とも呼ばれ、肌の保水機能を整える効果が高い成分です。
低刺激で使えるので、乾燥肌や敏感肌の方でも安全に使うことができます。
ローズヒップオイルには、美白効果も期待できます。
そもそも肌が黒くなる原因は、主に紫外線によって生まれるメラニン色素。
メラニン色素が黒色化・蓄積することで、シミやくすみとして現れるんですね。
ビタミンCの美白効果は、メラニン色素の黒色化を抑制すること。
「黒くなれ」とメラニン色素に命令する、「チロシナーゼ」という酵素を阻害してくれます。
また、1度黒くなったメラニンを淡色化する働きも。
今あるシミの色を薄くして目立たなくする効果も期待できます。
日焼けや色素沈着、色ムラに悩んでいる方にもローズヒップオイルがおすすめです。
ローズヒップオイルは、シワの改善やエイジングにも効果的です。
ヒトが老化する大きな原因は、肌の酸化。
紫外線やストレスといったダメージを受けると、ハリを保っていた肌細胞が壊れてたるみやシワになります。
「金属が空気に触れると錆びる」のをイメージするとわかりやすいでしょう。
ローズヒップオイルにはトコフェロールやカロテノイドといった、抗酸化成分がたっぷり含有されています。
肌の酸化の原因になる活性酸素を除去し、肌細胞を守ってくれます。
ローズヒップオイルは、肌荒れを押さえる効果もアリ。
ローズヒップオイルに含まれるオレイン酸には、抗炎症作用があります。
局所的な炎症を抑え、ニキビやアトピーの悪化を予防してくれますよ。
先述したとおり保湿作用にも優れているので、乾燥によるかゆみを和らげる効果も期待できます。
ローズヒップオイルはストレッチマーク(妊娠線)を目立たなくする効果もあります。
ストレッチマークとは、妊娠が原因で出来てしまった「肉割れ」のこと。
お腹や太もも、腰にできやすく、気になっている方も多いはずです。
ローズヒップオイルを使えば保湿作用がターンオーバーと細胞の再生を促し、傷跡を薄くしてくれます。
ストレッチマークだけでなく、傷跡や手術跡の解消にも効果が期待できます。
ローズヒップオイルでマッサージをしてあげると血液の循環が良くなり、体の中の老廃物を排出し、
出ていった老廃物の代わりに綺麗な酸素が全体にめぐって、肌の潤いをサポートします。
また血行促進されると、栄養も浸透しやすくなるメリットも。
保湿成分・美白成分が豊富なローズヒップオイルを使うことで、美肌効果が期待できます。